おへそのおなか


人生で初めて虫歯がないのに歯医者に行った

 歯医者が嫌いだ。闇落ちしたデイリーポータルZのような書き出しになってしまったがそれでもやっぱり歯医者が嫌いだ。痛いのも嫌だしあの音も嫌い。そして何より歯医者さんに怒られるのが怖い。

 そもそも私は歯磨き嫌いで、子供の頃から虫歯が多く、地元に一軒しかない歯医者に罹っては溜息を吐かれていたのだが、それでも学校で定期歯科検診があるのでさほど酷い状態になることもなく何となくやり過ごしていた。

 初めて大変なことになったのは大学生の時である。その頃の自分はといえば大学にもまともに通わず、友人を頼って何とか単位を取ったり取りこぼしたりしている生活で、部屋は荒れに荒れ、風呂には入らず歯は磨かずというそれはもう酷い暮らしをしていたのだが、そんな生活を続けている内にどうしても看過できない痛みが生じた。親不知が大変な虫歯になっていたのである!

 いつぶりかに鏡を覗き込み口を開くと目で見てすぐに分かる程の虫歯、こりゃ痛いはずだ、酷い歯痛に背中を蹴られて漸う自分は歯科医院に赴いたのだが、他にも治療しないといけない歯があると言われて仕方なく通い詰めた。確かその時の歯の治療には半年以上の月日とまあまあの費用が掛かった。

 それからまた歯医者に通わぬこと数年、今度はまた別の歯が痛み出したので近所の歯医者に駆け付けるがそこの歯科医が気に食わず治療途中で放置、お察しの通りまた数年して酷い痛みが生じ今度は人に聞いたお勧めの歯医者を訪ねることにしたのだが、ここの素敵な所は初回からネット予約が出来ることである! 歯医者嫌いの各位は漏れなく電話もお嫌いだと思うのですが、そんなことないですか、自分はとにかくもう電話が嫌いで嫌いで仕方がないので、ネット予約出来るというのが嬉しくて堪らなくて歯も痛くて堪らなかったのですぐにそこを予約した。

 休職中だったので時間もあるし、せっせと虫歯治療に通い(仕事しながら歯医者に通うのってめちゃくちゃ大変なんだろうなあ)、それでまた半年以上通うことになった。治療が終わったのが昨年の11月で、半年後にまた検診に来てくださいねと言われたので、はあ、と応えはしたものの治療が終わった嬉しさにそんなことはすっかり忘れて過ごしていたのだが、今年の5月、ご丁寧に手書きのお葉書を頂いてしまったので、歯科検診のことをやっと思い出した次第である。それから2ヶ月は過ぎてしまったが7月に入ってから何かの弾みで検診の予約を入れ、そしてとうとう行って参りました! 人生で初めて! 虫歯がないのに! 歯医者に!

 自分の人生史においては革命と呼んでも良い出来事なのでこうしてブログを書いてまで報告している訳ですが、まあ、27歳で治療済みの歯が18本ある人間もそうそう居ないだろうけど(調べたら60代の人の平均がそれくらいだった)歯医者に行ったら何とかなったっぽいので今後も歯磨き頑張って何とかしていきたいです。今でも歯磨きは嫌いだけど歯の治療はもっとしんどいので毎日歯を磨いてフロスをしてます。今日は新たにフッ素洗口液を買いました。

 思えば親も歯育(?)には関心が薄かったです。近頃は日本でも歯育(?)に力を入れてるのか虫歯の子も減ってるって聞くし、ちゃんとした歯育(?)受けて育った人が心底羨ましいです。もちろん自分は正しい知識を得られる年齢になってからも歯磨きを適当に済ませてたので完全に自業自得なのですが。環境なり努力なりで生活習慣身に付けた人間強いなーとしみじみ思う今日この頃。27歳にしてようやく歯磨き習慣を身に付けた、否、今でも面倒臭いなーと思いながら歯を磨いている自分ではありますが、過ぎたことは適度に反省しといて、今後の歯磨きと定期検診に通うの頑張ります。

 歯医者めちゃくちゃ怖いし場所によっては今でもそうだと思うんですけど、自分が大人になってから通った歯医者、4軒中2軒は当たりでした。微妙だな。都会なら口コミも盛んかもしれないけど自分の所はそうでもなかったので信頼できる人に評判聞くのが一番当てになったな。歯医者に行くまでの期間が一番しんどかったです。行かなきゃ行かなきゃと思いながらもどうしても怖くて「虫歯 放置 怖い」とかそんなどーにもならんワードで検索しまくる日々を過ごしてました。検索エンジンはいつだって最悪死に至らせてくるしさ。まあでも、のっぴきならない歯痛に襲われてラッキーだったなあと今では思います。

 書いてる途中で文体が変わるあるあるでした。みんなの歯が健やかでありますように。おわり

暗ブ/投票怠けて生き延びる

 ようやく退職した。退職に際して送られてくる書類書類書類、重要そうなのもよく分からんのも部屋の方々に散っていく。あとで困るんだろうなあと思う。どうせ生きていくんだから。

 よく分からんまま言われるがままにあれこれしてたらえらいお金が要った。考えるのが面倒臭くてそのままにしている。生きていくみたいだから保険料を納める。義務っぽいので年金を支払う。ご飯を食べたり寝たりもする。ゴミ出しはまたしばらく怠けている。時々小蝿がとがめに来る。

 野菜の産地を気にしなくなったのはいつからだっけ。野菜を洗わなくなったのは。選挙もサボった。次もサボると思う。未来どうでもいいと思わないとやってらんない。すんません。自分にできる自殺はせいぜいその程度である。昨日は安売りになっている茄子をまとめて買ってしまった。憂鬱でいたがる心に反して自分は明日からも生きていくつもりらしくてなんだか腹が立つ。

 ある証の更新が必要なので病院に行く前にと出掛けた途中、首元に変な違和感があるので服を前後ろに着ていることに気付く。まあ、どっちでもいいよなあ、首元が詰まった服っていうのもあるだろうし。でも今日一日くらいは快適に過ごしたい気もするしで結局トイレで前後を正した。手続きはさんざ案じていたのが馬鹿なほどすんなり終わる。だいたいそんなものである。

 市役所で待つ間、大人向けの待ち時間に耐えかねた子供があちこちを走り回っているのを、連れてきた老婆が宥めていた。みんな偉いなあ。さて国民年金の加入手続きも言われるがままにへえへえ行っていたんだけど自分が何やらややこしいことをやらかしたのか窓口向こうをわたわたさせてしまった。申し訳茄子。退職ってことで当分のところ全額免除して貰えるらしい。良かったですね。

 偉いことには歯科医院を予約した。しかも電話予約である。虫歯の自覚もないのにである。検診のために予約をするのは生まれて初めてのことで、通いやすい歯科医院とそれを紹介してくだすった方に感謝。虫歯がないといいなあ。お金ないし。

 それから前回散々だったカウンセリング。今回は穏やかに事が運ぶ。口から希望みたいなもんが零れ落ちる。嫌だ嫌だ。安心の絶望に浸って死にたがったまま過ごしたいのになあ。それにしても今日はあれこれ済ませた。すごい。そんな感じです。

2019年6月20日 暗い日記/おやつ飽きた

(また暗いのかよ!!! もう生きてる限り毎日暗い日記しか書けないのでは!!!)

 増えた薬のせいかビールのせいか夜中にゲロ(酒と薬は間隔開けて飲んでます)。自分にゼツボーしつつ今日もちゃっかり目が覚めました、しかも6時前に起きて二度寝までしたので気持ちよかったです。起き上がる気にならないのでもう今日は出かけないことにしてひたすら寝。寝。寝。死にたいよ〜〜〜でも高いところから落ちるのこわいよ〜〜〜と何も建設しない堂々巡りに耽ること数時間(バーーーーーカ!!!)、しかし今日は在宅なので安心、いつまでも鼻セレブで鼻をかむことができるのでした(^-^)v ふわふわ(^-^)v

 朝ごはんに昨日買ったじゃがりこを食べたんですけど、じゃがりこ自体の味は変わってない(であろう)のに全くおいしく感じられませんでした。野菜かりんとうも食べたけど同じくでした。キットカットも。昔はあんなに好きだったのに最近おやつ食べておいしいなって感じることなくなりましたね。そもそも最近食べておいしかったものって何もないな〜〜〜。だらだら摂食してます。でも人が作ってくれたラタトゥイユはなんか食べたい気がします。作って〜〜〜!!!

  おやつ食べてからはゴロゴロしながら家族のことを考えてました。自分が死んでからの手続きとかお金のこととかは全然分かんないし、金銭面で迷惑かけちゃう部分はあるだろうなと思います。ごめんなさい。どうしたら一番後にお金のかからない死に方できるんですかね!!!??? すぐに発見してもらうため、事前に警察に高いところから落ちる旨を伝えた上で、いらっしゃる前にせっせと飛んじゃおうかなと今は考えているのですが、発見しないといけない警察の方も気の毒ですよね。本当に最期まで申し訳ない。人は巻き込まないように気を付けます。でもそれで警察の方が来るまでに踏ん切り付かなかったらどうしようとか、サイレンの音が聞こえてきて慌てて飛び降りるのなんかダサいなとか、そういうことも考えちゃいますね……。難しい……(賢い人もっといい方法知ってても教えないでください)。

 家族に、まあ、友達にもそうなんですけど、一番嫌なのは「どうして止められなかったんだろう」と思われることですね(次点でブログのネタにされることです)。人に声を掛けてもらっても応じない、かと言って自分で努力をする訳でもない私に差し伸べられる手なんて存在しないんだし、止められる訳がないんだよ!!! 誤解しないで!!! 私が育ってきた環境は別にフツーだし大してしんどい思いもしてきてないのに自らの自堕落のせいでここまで勝手に追い詰められて、しかも現状すら詰んでるとも何とも言えない状況の中で、勝手に死ぬ死ぬと喚いているんだからもう勝手にしろよという感じですね。試験前に机の掃除始めるノリで死にたいです。さくっと。ポップな遺書をしたためたい。ファンシーな便箋がいいわね。

 こんなの今だけなのかな〜〜〜分かんないな〜〜〜、元気だから今日も野球を観て盛り上がります。おわり

2019年6月19日 暗い日記/病院行った

 人に読ませるような明るさじゃない時にはちゃんと暗い日記って書くことにしました。「発信しなければいいじゃん!」そうなんですけど! いいじゃんブログくらい書いたって! わーん!

 前回当日キャンセルをかました病院に今日はちゃんと行きました。10分遅刻したけど。転んでもただじゃ起きないタイプの屑。例のごとくティシューを持参したんですけど途中で切らしてしまって、カウンセリング室の紙やすりみたいなティシューで鼻をごりごり削ったので鼻がめちゃくちゃ痛いです。明日になったら皮がズル剥ける予定。室のティシューは消費量が激しいんだろうなって感じの質です。ちなみにカウンセリングは自らの愚かさと死にたさを確認する回でした。なおティシューのことは一生涯ティシューと呼びます。

神戸新聞NEXT|明石|自殺図ろうとした少女を踏切内で救出 明石商高生「とっさに体動いた」

 こちら先月の記事ですが未だにわざわざ読み返して苛々する日々です。何で自ら嫌な気分になりにいくのかと思われるかもしれませんし自分でもそう思います。死んで然るべき。しかしマジでこの自殺を阻止されてしまった女の子に同情しかしないです。彼女はどんな思いで踏切まで辿り着けたのかしら、その覚悟に羨望が湧いてしまう、それなのにこんな素敵な笑顔が零せる人間に食い止められてしまってどんな心地がしたんだろう、かわいそう。この記事全てが気持ち悪いんですけど「自殺を図ろうとした少女を踏切内から助け出したとして」って何という感じですね。助け出すって。ようやく救われようとしていた所に邪魔者が現れただけなのでは。県の善行表彰を受けたとのことですが善行って一体なんなんでしょうね、自分には分からないです。死ぬのだけは避けるべきって思ってた時が自分にもあったけど今は全くそうは思えないな、明日死ねる可能性があるからやっと生きていられるのに。

 先生曰くこの死にたさも症状とのことですがどうもそうは思えないです。でも高い所から落ちるのめちゃくちゃ痛そうで怖いです。それなら明日一日を生きる方がマシな気がします。向こう10年を生きるなら死んだ方が楽そうだけど明日一日を生きるのと死ぬのとを天秤にかけたら生きる方が楽そうだし痛くなさそう、みたいな、そんな姿勢で日々です。鼻いて〜。おわり

2019年6月16日その2 6X

 中日ドラゴンズがめちゃくちゃな負け方をした。

 5点リードで迎えた9回裏で超劇的な逆転サヨナラを喰らってしまったのである! うわ〜ん!

 野球についてはにわか特有の熱に浮かされていることに加え、大変暇でもある私は、ファン歴が浅いながらもこの結果に大いに落ち込み、わんわん喚くと同時に、そうだよ中日ドラゴンズってやつァこういう球団だよなんて知ったかぶりの達観にも暮れようとした。

 以前中日ドラゴンズの監督を務めていた落合博満さんが解説を行っていたラジオ中継では、ドラゴンズが大幅リードしていた時点で既に采配に苦言を呈していたようだが、その中で「野球が甘い」との言葉が飛び出たらしい。野球が……甘い……。もちろん自分は野球をしたことがないしルールすら覚束ない所があるレベルなので戦略や継投術、采配に一切文句はない、言えないけれど、どこかに粗を見付けて納得しようとしてしまう……。6X……。何せ暇なので人様のことでいつまでも落ち込んでいられるので……。自分の人生をやれよという感じですね……。やります……。とにかく、この試合結果が先々でうまいこと活きてくると信じて応援するしかないですね……。6X……。

 夜には中日ドラゴンズ投手陣が打ち上げを楽しんでいる様子がSNSを通じて流されていた(これはある選手の鍵掛けInstagramに上げた様子をTwitterでファンの方が横流ししてしまっていた)のを見つけ、元気そうで良かったと感じる気持ちとはどこか遠いところで「6X……6X……」と念仏のように唱えていた。6X……。

 また、負けが決まった直後、遊撃手である京田選手が激昂した様子で相手ホームのベンチを蹴り付けグローブを叩き付ける姿がこれまたSNSに上げられていた。理屈で抑えきれないほどの衝動に襲われたことは十分分かるけれど、これまできっと真面目にやってきた筈で、プレーでの貢献はもちろん試合中ピンチを迎えた投手に声を掛けにいく姿も見せてくれていた彼のそんな姿を見てしまった悲しさも湧き起こった。………………。書けば書くほどいいからお前は自分の人生をやれよって感じですね……。あとそれはそれとして京田選手めちゃくちゃ応援してるので頑張って欲しい。みんな応援してるけど。私の心はドアラに師しているから。6X。

 日付変わって今日も同じく千葉ロッテマリーンズとの試合。今日は今日でまた応援していきたいなっと思っています。

9回裏開始時点の筆者

筆者

筆者

筆者

筆者

 なお昨日から「15分×中日ドラゴンズ得点数」だけ部屋の片付けをすることに決めました。昨日は7得点したのでノルマ105分でしたが、75分だけしかできていません。なにかしら頑張ります。おわりX

2019年6月16日 歌う隣人

 深夜に隣人がぴいぴいぷうと随分ご機嫌に外れ調子で歌い出すので参った。自分はと言えば決まって深夜に湧き起こる利己的な寂寥感にどっぷり浸かってやろうという頃合いであったのに、こうも的外れな歌を聴かされてはそんな気にもならないので、仕方なく瞼を捩じ伏せて寝た。そしたら今度はまだ朝にもなりきらない頃に、反対の方から今度はごうんごうんごうん、があがあがあと生活に生活を重ねた音がするのでそれで起きた。やかましい隣人どもめ。憎々しく思いながらもせっかく久しぶりの早起きをしたのだからと適当な支度を済ませて外に出た。もうすぐ無職。臭い立つゴミ袋。そういう諸々にも朝早く外出すればなんとか言い訳できるような気がするものだ。

 いつものカフェに向かう途中教会の前を過ぎた。牧師が窺うような笑みを浮かべて挨拶をした。私は素通りするつもりで真前に向けていた顔をぎこちなくそちらに向けて挨拶を返した。彼は私のことを覚えているのかしら。また途中、交通量調査をしている人がいた。私は数えられた。挨拶はされなかった。名前を持たない日々が続いている。

 日曜日の朝の溌剌とした気分のつもりだったけど、カフェに着いて注文をする時に店員の顔が妙に引きつっているような気がする。やはり今日は外に出るべきでなかったのかしら。なんとかレジを過ぎて席に着き本を読み始めるが、これも全く駄目だった。眠い。昨日は古本屋で買っていた中勘助銀の匙』をするりするりと読了したので今日も勢いづいて随分前に買っていたような気がする梶井基次郎の作品集を読み始めたのだけど、なかなか進まない。皺を作るためにそうしているような、変てこな座り方をしているスカートの女ばかりが気になる。余りじろじろ見るので何度か目が合う。慌てて本に視線を落とす。その繰り返し。ペンで積極的に本を汚した。文豪と呼ばれる人の文章を読む度「文章うめ〜」「頭よさそ〜」という間抜けな感想を抱く。

 いよいよ眠くなって帰ろうとしたら通り雨に降られた。雨が悪い天気とは言わないけれど流石に間は悪いだろう。降水確率を確認したら10%だったので皆一様に慌ただしかった。通り過ぎるのを待つ間アーケードの下を散歩。子どもが保育士に連れられて散歩をしていた。そばにあった花屋の店員が祝福するように子どもに笑いかけていた。次に私が花屋の前を通った。特に笑いかけられなかった。

 雨が弱まったタイミングで帰宅。ちょうど入れ違う形でアパートのエントランスから人が出てきた。お互い挨拶をせずに素通り。私が中に入ろうとしたところで背後から自転車が自転車を蹴って続々と倒れる悲惨な音が聞こえる。どうしよう。先程隣人じゃないみたいな顔をした癖に振り返る程の勇気が自分にはなかった。そのまま入室。ごめんなさい。

2019年6月11日 未来は君の手で潰してくれ!

 今日は久しぶり午前の内に起き上がったのでいつ振りかしら洗濯をした。最近は暑くなったのに平気で何日も風呂に入らないでいる終わった暮らしをしているため、若い女性の孤独死を扇情的に書き立てた記事に釣られやすく、そうだ私は現在セルフネグレクトに陥っているのだと自らをカテゴライズする言葉に出会っては喜んでいる。自らを貶める言葉を見付けると安心する、もちろんそれで何も変わりやしないんですけど。流石に出掛けるのでシャワーを浴びたが洗濯を怠けていたので襟が伸び切ったTシャツしかなかった。

 出掛けてみたら案外涼しくて嬉しかった。自転車を漕いでいたら目の前を社民党車が通った。私の耳は「許しません」しか拾えなかった。社民党は私を許しません。ドトールに行って最初は気分良く本を読んでいたんだけど結局すぐにダメになって帰宅、すれ違う全員を幸福者に仕立て上げて自分一人を不幸な孤独に陥れるしょうもない作業に没頭。この人たちは世にある様々な理不尽にきちんと怒ったり将来のお金のこととかちゃんと考えたりしてるんだろうなあと勝手に想像する、私は死ぬんで大丈夫ですって高をくくってるけどどうせずるずる死にそびれた挙句……その先はあまりに悲しくて考えるのをやめた。

 落ち込むのに労力は要らない。明日を切り捨てて今日を生き延びるには、不幸でさえいられれば十分だ。だけど死にたさを武器に生きる先に光はない。生きるつもりで生きてきた人たちとは、もう随分差が開いてしまったように思う。大丈夫、私は今日もちゃんと死にたいから大丈夫、未来なんてすぐにないことにできるんだから大丈夫、高い所から落ちてしまえば大丈夫、救済はいつだって手の内にある、大丈夫だと思う。頭悪いよね。

追記

 そういえば 悲劇のヒロインぶる って言葉を聞くことがあるけど死んだって年2万人以上いる自殺者の一人にしかなれないのにそんなことあるかなあ。悲劇の名脇役を目指す程度なら有り得るかしら、それとも生きていないと悲劇なんて起こらないのかしら