おへそのおなか


おからの炒り煮がたくさんできた

 おからの炒り煮でも作ってみようかと思っておからを買ったんですよ、2袋120g入りの。インターネットでおからの炒り煮のレシピを見たら150gで2人分できるというので、まあ適当に調味料を減らして作ればいいかと思って意気揚々と切ったり炒めたりしてね、おからを入れる段階になって、2袋120gを入れた訳です。そしたらなんだかね、妙に多いなと。まさかと思って袋の裏側を見てみますとね、そう、2袋で120gなのではなく、120g×2袋だったんですね、そのおから。240gも入れてしまっていたんです。3人で食べてもお釣りがくる量だ。

 しかしね、お釣りといってもおからですよ。「はーおから食ったー、お腹いっぱいだよー、そろそろ帰るか」「あっちょっとお客さん、お釣り忘れてますよ」モサッ「え、これなに、なにって、お釣りのおからですよ」モサッ「えーっ、もうおからばっかり要らないよ、食べたし」モサッ「でもお客さん、受け取ってもらわないと」モサッモサッ、モサッ。お釣りでもらって嬉しくないものa.k.a.おから、をね、240gもですよ、慢性的に1人なのに。

 そもそもね、私、a.k.a.おからそこまで好きじゃないんですよね。じゃあなぜ作ったのかという話なんですけど、なんか、料理の幅みたいなものを見せつけたいじゃないですか、そうでしょ、そこまでじゃないけどひじきとか煮てみようかなと、そこまでじゃないけどおからとか炒ってみようかなと、思うんですよ、自分にすら見栄っぱりなんだね。まあ、さすがに一度には食べきれないので6包ほど冷凍して、気乗りしないお弁当のおかずになるんでしょうね、6回分の。それでもなお、余りまくるおから。

 別にさ、おかず、進みを促すことが偉いとも限らないんだろうけどさ、お酒なりさ、ご飯なりさ、進めるじゃない。優秀なおかずって。おからはさ、なんかさ、進みはしない、ですよね。他にやりようはあったんだろうね、でも自分で炒り煮という選択肢をとってしまったからね、おからのおからさを存分に味わえる一品になったんですよね、それがもうつらくて、つらくて、あれ、でも、食べれば食べるほど、いとしくなってきたな……。モサモサ。モサモサ。そういえば自分の人生、こんなことの繰り返しだなあ。モサモサ。なんとなく高校に入って、なんとなく行かなくなって。モサモサ。なんとなく入った大学、そこまで勉強したいこともなくて、なんとなく行かなくなって。モサモサ。モサモサ。なんとなく就職。モサモサ。なんとなく休職。モサモサ。モサモサ。この先どうするつもりなんだろうなあ。モサモサ。モサモサ。モサモサ。モサモサ。なんとかなるのかなあ。モサモサ。モサモサ。モサモサ。モサモサ。

ドバーーーッ

モサッ



ポ太郎、最近のクッキング

これは焼きめし

これは焼きそば

これは焼きそばの具

これはにんじんともやしのマリネ

この前のお弁当の中身

この前のお弁当と一緒に飲んだ金麦亜種

金麦亜種を飲みながら見つめた朝焼け

こざかしいそぼろ弁当

 木綿豆腐でそぼろが作れるというので試してみた。ひき肉のイメージをどれだけ殺せるかが勝負どころだなという感じの食べ物だった。おいしかったよ。

 部屋が汚い人あるある。

 被写体以外を写せない。

 大いにあると思います。

 おわり。